瞑想する事で気づく事
休日に瞑想すると言う事は、一体どのような理由があったのでしょうか。
これは人によって異なりますが、何か心の中の気持ちの整理をしたい時これを用いるケースが多いといえます。
もともと瞑想をスタートしたのはお釈迦様と言われており、菩提樹と呼ばれる大きな木のところに座って何日も瞑想を続けたといいます。
これによってわかる事は、何か神様の声が聞こえると言うことではなく、自分の煩悩に気がつくと言うことです。
どれだけ目をつぶって思いにふけっていたとしてもあるいは頭の中を空っぽにしたとしても、必ず何か勝手にイメージをしています。
つまり、頭の中を真っ白にしようとしても、頭は自然に何かを考えているのが人間と言えるものへかもしれません。
例えば休日の時間があるときに、3分間だけでもいいので目をつぶって瞑想してみると良いかもしれません。そこでわかる事はおそらく、人間と言うのは必ず何か考えようとしていると言うことです。
頭が真っ白にすると、ほんの数秒間は何も頭の中に思い浮かびませんが、すぐ何か心配事があったりやらなければいけないこと、あるいは昨日の友達との会話でこのようなことがあったのかと言うことが頭の中で思い浮かんでしまいます。
これを真っ白にすることができるかと言えばおそらく誰もできないでしょう。
では何のために瞑想をするのかと言えば、人間は常に何かを考えており、頭の中には必ずなんだかのことを思い浮かべていると言うことを知ることです。このように、勝手に思い浮かべることを自動思考などと言ったりします。これは何かをする上で邪魔になることもありますが、自分が意識をしなくても考えていると言うことをわかれば、その後自分の扱い方が上手くなるに違いありません。
特に、落ち込んでいる時や精神的に病んでいる時など、自然に人間の頭の中ではネガティブなことを思い浮かべてしまいがちです。それに気づくだけで、そこからいっぽ抜け出して自分を客観的に見ることができるでしょう。
そうすると、そこまで気持ちが落ち込んだり精神的に緊張したりするような事はなくなりますよ。